日本人が「システム開発の現実ってこんな感じ」と言っている、という記事が中国版ツイッターのWeiboに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
[記事]
日本人「システム開発の現実ってこんな感じ」
システム開発の現実ってこんな感じ pic.twitter.com/i6hlEPRTXV
— 目白のメジェドさん@IT業界の御用聞き (@SamaMedjed) May 31, 2021
記事引用元: https://weibo.com/2213526752/KijNDfpG9
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■ 河北さん
去年社長からIT部門に、経理部のために一つソフトを開発するよう依頼が来た。いろいろとヒアリングをして詳細要件を定義した結果、エクセルの小計機能を経理部に教えるためのトレーニングを実施することになった [84 Good]
■ 上海さん
車輪二つ分の予算を与えられて、ちゃんと車輪二つの成果物を納品したのか。優秀だな! [78 Good]
■ 広東さん
なんで東アジアはどこでもこうなんだろう [19 Good]
■ 天津さん
真実すぎる [15 Good]
■ 北京さん
エンジンが前部にあり、後部に荷物を載せられ、車輪もちゃんとついている。管理職の要求をちゃんと満たしてるね [14 Good]
■ 広州さん
リヤカーって結構高いぞ。自転車の予算しかなかったら完全に予算オーバー [13 Good]
■ 湖南さん
自転車を作ってと言われて契約したら、後出しで「やっぱりロケットね」と言われる。どうしろと [5 Good]
■ 山東さん
こういうのは世界共通 [5 Good]
■ 重慶さん
人間は恐らくこういう生き物なのだろう
■ 浙江さん
だはははははは!現状そのまま
■ オーストラリア在住さん
まぁ、プログラマは逃げればいいだけなんだけどね
■ 広州さん
左:あなたが作っているもの
右:あなたの給料
■ 四川さん
世界共通
■ 成都さん
納品したもの、ちゃんと荷物を運べるじゃん。すごいすごい!
■ 江蘇さん
見積もりの段階では仮面の騎士
■ 広東さん
途中でガンダムを作れと言われなくてよかったな
■ 浙江さん
完全にうちの会社じゃん。こんな世界だけど、みんなで頑張って生き抜こう!
コメント
俺もリヤカーの方が高いのでは?と思ったな笑
妥協したのだから経理からは予算からは上乗せしてもらったんだろう。
これは開発のたとえ話だから
現実には技術者が死ぬ気で頑張って差額を埋めてるんだよ
ふと思ったが
大八車作ろうとするとリヤカーより高くなるんかな今は
現実は上流の一次受けがほとんど持って行って、二次受け三次受けの開発者がですマーチする構造
そもそも開発工数がソフトウエア黎明期に土建屋の工数管理を真似てそのまま来てるw
[…] リンク元 […]
これは有名な「顧客が本当に必要だったもの」の分かりやすいバージョンだなぁ
門外漢に説明するときはこっちが良さそうだw
同じ様な苦労してるだろうからわかり合えそうよね
現実に沿った商談できそう
そして営業は顧客に高性能大型トレーラーの納品を謳っていた
中国でもこれが「あるある」「わかるわかる」なのかw
職種にもよるだろうけど仕事してれば万国共通でこんな状況には出くわすと思うよ
現場がほしいのが軽トラで妥協してもらったものがリアカーかと思った
これパクリじゃん
オリジナルはブランコだったけど
こっちのほうがわかりやすいからパクリとかどうでもよくなるな
パクリっていうかブランコはテンプレ。
こういうのをパクリって言っちゃう人って
自分では何も生み出せない人だと思う
小回りがきいて、荷物が載せられる・・・
スーパー優秀なSEがそろっていたんですね~
現実では一輪車が納品されますw
残念ながら納品されたものは車輪は回らないし荷物を乗せるとそこが抜けるうえにこれを引くことができる人材が現場にいないのだ
顧客が本当に必要だったものは世界共通だぞ
同意のコメントが多いってことは世界でも
あるあるネタなのか…
一輪車を4人で担いでる国もあったな!
現場の求めているもの=Excel
全項目全レコードオンメモリで、ソートやらフィルタやらで目当ての情報にたどり着く
そんな考え方に慣れきってしまっている
Excelの罪は重い
リヤカーの画像をクリックしたらAmazonで8万円か。
まあリヤカーとしては妥当な値段だが。
3人死んだスーパーカブなら1万円。
リヤカー繋げて8万円
合計9万円。
これならいける!
ある程度の品質ラインは担保されてるよ。システム開発は安定期でしょ。
一つ忘れている。
日本では、使えるリアカーは納品されない。
一見使えそうでも、使って見たらあちこち壊れているか、初めから部品が欠如してる。
そして、それを使える様にするのにまた金がかかる。
隊員私物の自転車を搾取して
リアカーをつくる自衛隊より
良いなぁ 雲仙前の入隊
リヤカーのテストしてたらさ、離島への輸送能力が欲しいとか言われたんだけど、運用でカバーできるよね?
運用は荷物の引っ張り方だけ辛うじて教えてもらえるけど点検のしかたとかは自力で理解しないといけないんだよな
部品の規格なんて夢のまた夢
かなしいなぁ
まあ予算の範囲で目的に沿ったものが出来てるだけ、だいぶだいぶだいぶマシな例だよな。成功例と言ってもいい。
20年以上前からブランコの絵で有名なのがあるだろ
ITやってるくせにこんな車輪の再発明でどやってるのを見ると目を覆いたくなるな
>東アジアはどこでもこうなんだろう
っと東アジア最大の国が他人事のようにモノ申してまっせ
ブランコのあれは 実用性のないものが出来上がるオチだから
微妙に違う
たしかに、使いようによっては使えるものが納品されただけましかもしれない
と思ったけどこれ結局使えないよな
こんだけ見積もりに隔たりがあるのに受注した段階でまあ確定してたわな
現実には十分な予算が付いても完成しない
予算が少なくても要件と納期が見合ってればいいんだけどね。
機能の選別と優先順位付けができない人が多すぎ。あれもこれも必要機能で最初の納期には必須という。
あと人を増やせば納期がどんどん短くなると思ってる上層部。じゃあ社長を増やせば会社の売上は2倍になるのかい?そうじゃないだろうと。
この前も普通に見積もって1500万、詰めに詰めて1000万のシステムを300万でお願いとか言われたな
営業も上司も今後につながるから取りたいなんとかならないかとか言ってきてるけど5倍じゃどうにもならんよ
管理職が理系じゃないから実態を掴めず無理な要求しちゃうんだろう
役員に一人は絶対理系が畑の人間入れとかないと
>>詳細要件を定義した結果、
>>エクセルの小計機能を経理部に教える
実際、小規模だとこれで大方解決する。
逆に言えばエクセルをイチから組むようなことをするから
コストが掛かって、ろくなモノが出来上がらない。
厚労省のココアなんか、ネコ車程度だったな
ここを見て思い出した。ある中小企業でシステム部にいたときだが、部長がIBMほかの有名企業を呼んで業務システム開発の見積りをさせたことがある。IBMは1億円でつくってやると言ってきたが、顔に「いいカモが来た」と書いてあった。しかもCOBOLで書いてメインフレームで動かすといばっていた。俺たちはパソコンの社内ネットワークで動かすソフトをエンジニアひとり雇って1千万円で作り上げた。
初見の人もいるんだし、そこまで否定する事でもないのでは?
現場は一貫して最初の案もしくは妥協案でOKなのに、納品までこぎつけそうなタイミングで前提を覆す要望の追加が管理側から出る。
とかなぁ
爺さん連中は「システムなんて10万円くらいで作れるだろ」って思ってるからなぁ
俺知ってるよ
エンジニアかオペレータがリヤカーのエンジンとして出向させられるんでしょ?
10年くらい前の話だな。
管理人さん元気?
体調崩したとかじゃなければ良いけど……