失楽園の渡辺淳一さんが死去しました。
失楽園は中国でも翻訳版が出版されて大ヒットし、渡辺淳一さんは中国でも広く知られています。
中国人のコメントを紹介します。
[記事]
男女の愛と性を赤裸々に描いた「失楽園」「愛の流刑地」などのベストセラーで知られる作家の渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち)さんが4月30日午後11時42分、前立腺がんのため東京都内の自宅で死去した。80歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻敏子さん。後日、お別れの会を開く。
記事引用元: http://www.asahi.com/articles/ASG555W9MG55UCLV007.html
コメント引用元: [網易] http://news.163.com/14/0505/16/9RGD0D6900014JB6.html
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
■ 深センさん
当時は失楽園をポルノ小説として友達と一緒に読んだな [751 Good]
■ 浙江さん
確かにあれはポルノだ。割愛版を読んでない限りはな [8 Good]
(訳者注: 失楽園は中国語翻訳版も発売されており、中国で非常に人気のある小説です。2000年くらいに発売されたものは、性的描写を大幅に削除した「割愛版」でした。その後2010年に性的描写をそのまま残して翻訳した「完全版」が発売されています)
■ 南京さん
ご冥福をお祈りします。
文芸に国境はない。誰の作品を読もうが政治的にどうこう言われることはない [652 Good]
■ 広西さん
失楽園はいい小説だな。今まで読んだ本の中でも上位に位置している [419 Good]
■ 山西さん
戦争に関する文学作品では、日本と中国はそれぞれに問題があると思う。日本の文学作品は真実を淡々と描き、自分自身の罪を軽視し、侵略者ではなく解放者として描いている。一方中国の文学作品は事実を極めて複雑に誇張し、己が無能であったことを隠し、悲劇の英雄として描こうとする [53 Good]
■ 遼寧さん
失楽園はものすごい印象に残ってる。当時解放軍にいたんだけど、失楽園を読んでいたら指導員にばれて、「ポルノ小説を読むな!」って言われたんだ。部隊全員の前で批判されたよ [17 Good]
■ 上海さん
その指導員も失楽園読んでたよな。読んでないと失楽園がポルノ小説だってこと知らないはずじゃん [44 Good]
■ 安徽さん
村上春樹や川端康成に並ぶ大作家だな。失楽園の文調、情景の描き方は好きだった。ご冥福をお祈りします [30 Good]
■ 山西さん
日本には近代文学における大作家と呼ぶにふさわしい作家がけっこういるよな。中国との差は更に広がりつつある [28 Good]
■ 遼寧さん
この人の本は大学のときにかなり読もうとはしたけど、最後まで読めた本は一冊もなかった。なんか、変態なんだよね。性的描写が変態なわけではなく、なんか特に目立った点がないというか、読むに値しない本というか・・・。後の時代でこの人がどう評価されるか興味がある
■ イギリス在住中国さん
もうすでにかなり評価されてるぞ。人間性の描写、表現においてこの人に並ぶことの出来る作家は少なくとも現在の中国にはいない [24 Good]
■ 広東さん
なんで小日本のひとりの作家が死んだことが中国でニュースになるんだ?中国はまだ日本の奴隷なのか?こんなニュースは日本のCCTVで流してろ
■ 福建さん
お前みたいな脳ミソ不足な人間は芸術人文的なニュースにはコメントするな。底辺は底辺らしくすっこんでろ [23 Good]
■ 深センさん
子供の頃はポルノだと思って読んでた。
大きくなってもう一度読んでみたら、繊細な文調と深い人間性の描写に震えるほど感動した。
ご冥福をお祈りします [18 Good]
■ 陝西さん
オレは高校を卒業したばっかりなんだけど、この人の名前を初めて聞いた。無知でごめん [16 Good]
■ 北京さん
うちの本棚には「失楽園」「夫というもの」「メトレス・愛人」「化粧」「ひとひらの雪」「遠き落日」がある。いい作家だった [14 Good]
■ 河北さん
「失楽園」と「愛の流刑地」はみんな読んだことがあると思う。私は是非「遠き落日」をみんなにお勧めしたい。この本は男女の愛について書かれたものではなく、渡辺先生の別の一面を見せる代表作だ。吉川英治文学賞をとった作品で、日本の有名な生物学者である野口英世の伝記的な小説だ [13 Good]
■ 上海さん
失楽園は、どう考えてもポルノとしか思えない [11 Good]
■ ハルピンさん
渡辺先生の本は本当に面白い。大好き [8 Good]
■ 広西さん
4月30日に死去して、やっと報道されたの? [7 Good]
(訳者注: 元ネタとしているニュースは5月5日16時に発信されたものです)
■ 北京さん
最初に読んだときはポルノ小説として読んだ。でも今ではこの作品に描かれている人生のパラドックスと絶望を理解できるようになった [7 Good]
■ 吉林さん
日本の作家の中で一番好きでした。安らかにお眠りください [7 Good]
コメント
あー男の妄想を垂れ流したような小説を書く人ね
エロ小説家の死より、桂歌丸師匠を失うほうが損失として大きい。
おっさんの夢物語を書いてた人か
このひとは、エロ小説より
評伝や医療もののほうが、いいのが多いけどね
本人がエロ系を売りにしてたり、艶福な私生活が話題になったりと
ギャップがあるんだよなあ
へー
これほどまでにマスコミに持てはやされて
読者から蔑まされた作家も珍しい。
アマゾンのレビューをみるとびっくりするほど評価が低い。
エキセントリックで斬新なエロを打ち出せば芸術的だと評価される風潮
小説しかり、映像表現しかり もういいでしょ
新聞の連載小説がこの人だったときのガッカリ感は今でも覚えている。
第一回目からつまらないという。
特に文章上手いわけでもないし、よーわからん売れっ子作家だった。
今も昔もエロ書いて文学気取りほど恥ずかしいことは無いと思うわ
生活保護バッシングしてたな。この作家。
さて、ここまでのコメントで渡辺淳一の本を読んだことのある人は何人いると思いますか?
「暗いから、いいでしょう」
「そんなこと、できません」
「たのむよ」
・・・・・・
「さあ・・・・・・」
「やめて下さい」
・・・・・・
刑の執行者は強引に霞の背をそっと前に押す、ベッドの方へ・・・・・・・
「ああ・・・・・・」と息絶えるようなつぶやきとともに、霞は一瞬首を擡げ、それからつんのめるようにシーツに顔をうずめ、それとともに力の抜けた下半身がへなへなとベッドの端にしゃがみこむ・・・・・・通夜のために着てきた着物の裾は腰までまくりあげられ、その下から円いお臀が見える。
・・・・・・「ご免、素晴らしかったよ」
渡辺淳一『ひとひらの雪』より引用
『ひとひらの雪』は新聞小説
三十年程前、全国紙の朝刊に連載された
朝っぱらから紳士淑女の劣情を煽る、こんな破廉恥三文小説を載せる新聞てどこよ?
毎日新聞です
へー
重複とかいわれたのでごえwjがいおえwjごあjげいじゃてきとあうにあおjwかう
中国人の方が真面目に読んでるな。
私はもちろん読んでませんが。