「コナンに出てくる毛利探偵事務所、逆じゃない?」という記事が中国版InstagramのREDに掲載され、中国人のコメントがたくさん投稿されています。ご紹介します。
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[記事]
コナンに出てくる毛利探偵事務所、逆じゃない?
(訳者注:「探偵」は中国語では「侦探(偵探)」です)
記事引用元: https://www.xiaohongshu.com/explore/65f65677000000000d00d573
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■ 在日中国さん
1つの可能性だけど、中国語を横に書く時の伝統的な方向(右から左)で書かれた文字を、今の読み方「左から右」で読んじゃった人がいて、そのまま定着しちゃったのでは? [115 Good]
■ 在日中国さん
日本語:毛利探偵事務所
中国語:毛利侦探办公室
[65 Good]
■ 上海さん
熊猫も本来は猫熊では? [57 Good]
■ 北京さん
同意。中国語では修飾語は前に来るから、「猫のような熊」を表すのであれば「猫熊」であるべき [22 Good]
(訳者注:熊猫・・・「パンダ」の中国語です)
■ 上海さん
上海語には普通語とは語順が逆になる単語が沢山ある。人客=客人,单被=被单,乳腐=腐乳,欢喜=喜欢 [17 Good]
(訳者注:イコールの前が上海語、後ろが普通語です。日本語では前から客人、シーツ、日本にはない発酵食品の名前、好き、です)
■ アメリカ在住さん
小五郎が酔っぱらって逆に貼ったのかと思ってた [19 Good]
■ 在日中国さん
日本語だと「探偵」、中国語だと「偵探」 [18 Good]
■ 山東さん
この記事を読まなかったら一生気が付かなかったと思う [13 Good]
■ 重慶さん
探偵、平和、情熱、紹介 [10 Good]
■ 吉林さん
運命 [5 Good]
■ 在日中国さん
制限
■ カナダ在住さん
限界、面会、途中、言語、詐欺、離脱、遅延、段階
(訳者注:これらの単語は一律中国語では逆となります。日本語としては逆にしても一定の意味が通るものもいくつかありますが、中国語ではここに書かれている書き方をされるものはありません)
■ 江蘇さん
日本語だからな。日本語と中国語は同じ文字を使っているけど別の言語だから違って当然 [7 Good]
■ 広西さん
全く知らなかった [7 Good]
■ 広東さん
「日本語は漢字を使うから簡単!」という中国の日本語学校の定番の売り文句がまた一つ否定された
■ 北京さん
中国語の「釣魚」も日本語では「魚釣り」となって逆になる。これは動詞と目的語の語順の違いによるものだろうけど、この例は何か理由があるのだろうか
■ 江西さん
名探偵コナンは大好きでずっと見てるけど、全く気付かなかった。思い込みってすごい。いい記事をありがとう
コメント
香港で買った、あまり大きな声で言えない円盤の字幕で知ってた。
そもそも漢字も違うやんけ。今の中国が使ってる漢字と日本で使ってる漢字はもう違う字やろ
同じ漢字の異字体なんだよ
違うといえば違うがな
そこはこの話題ではどうでもいい話なんよ
漢字ふむふむで取り上げてもらいたいネタ
どうです、NHKさん?
日本語は中国圏と違って漢字の並びに厳格な決まりがないからなあ
発音しやすいとかこっちの方が何となく判り易いで並べてる単語が多いと思う
近代の漢字語は日本製なのが多いが、それを輸入する際に中国の知識人を大分悩ませたろうことは想像に難しくない
大熊猫ずっと変じゃね?と思ってたから本場の見解が分かって嬉しいわ
中国人的にも変なんだな、なんで猫に熊がかかるんだろ
生物学的分類が出来る前からの名前だからじゃね。
生物学的には猫のような熊だけど、昔の人は熊のような猫(の仲間)だと思ってた。
元々パンダ(熊猫)てのは先に発見されてたレッサーパンダを指す名前だからでは
んで後から白黒のが見つかってコイツはでっかいパンダだってんで大熊猫、と
「汝に問う、柑橘は柑か?橘か?」
「橘です」
「パンケーキはパンか?ケーキか?」
「ケーキです」
「ではラブライブは?」
「人生です」
へぇ、探偵にかぎらずけっこうな数の逆字があるんだね
興味深い
以前から「日本人から見ると大熊猫だと「大きな熊っぽい猫」となるから変な気がするけど、中国語だとメインの語が前で修飾語が後ろという並びになるのか」と無理矢理納得してたが、なんだ本来は中国語でも猫熊が正しくて、中国人も変だと思ってたのか
正式には今でも「猫熊」だけど、昔右から読むか左から読むかで混乱して「熊猫」が一般に広まってしまったようだな
台湾では猫熊と呼称するらしいね
ググってみたら、
紹介⇒「戦国策」という戦国時代の話に出てくる
介紹⇒「四子講徳論」という漢時代の話に出てくる
つまり、中国語でも時代で違う。たぶん日本語の方が古い中国語の単語が維持されて、本場では何時の間にか逆になってたんじゃね。
「言語」も中国の時代で違う。
すごい
日本は色んな時代の書物から漢字漢語取り入れているので現代中国語とはかなり違う。
その影響で2字の漢語はどっちが先かで意味や印象が変わらない。
有名なのが平和と和平の違いかな。中国語ではずいぶんと印象が違うらしい。
レ点つけよう
>探偵、平和、情熱、紹介
和平、熱情は日本語にもある
>運命
命運は日本語にもある
>限界、面会、途中、言語、詐欺、離脱、遅延、段階
中途、脱離、階段は日本語にもある(脱離の使用頻度は低い)
「魚釣り」は「魚を釣る。」という文を短縮して名詞化したもの。
釣魚という語順は(見れば意味は分かるけど)日本ではほぼ見かけないね。
ただ、
登山=山登り
みたいに両方使える場合も多いよ(後者は送り仮名がつく場合が多い)
登山は普通に使う(何なら山登りよりメジャー)のに、釣魚は全く使わないの謎だな。
拗音が発音しづらいからかな。
釣(る)を チョウ と読む機会がそれほどないからじゃないかな。
登(る)を ト と読む機会は、少なくとも、釣るよりは多いと思う。
単に短い方が使いやすくて定着するだけか。
ヤマノボリ>トザン(>ヤマ)
サカナツリ>チョウギョ>ツリ
名「探偵」コナン、の時点で気づけよと思わなくもない
中国では「名侦探柯南」
??って思ったがどうもあっちの中国が「偵探」みたいになってんのか。
てか横文字は中国って右から読むんだな。
まあ、少し前まで日本もそうだったらそっちがデフォなのかもしれない。
横文字w
出版物は今でも大部分が縦書きだろ
横書きがデフォルトの外国語との比較で、何がおかしいのか、お前の頭か?
横書きを横文字っていう言い方を久しぶりに見たから、90度倒した文字を想像しちゃってさ。おもしろいなって。
瞬間湯沸かし器?
古文で習うレ点とか一二点とかやな
中国語だと順番逆だったり入れ替わってたりする
文法が違うんだろうな
こういう話題はためになって面白いなあ