日中合作映画『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』が2月24日に日本で公開されました。この記事を見た中国人のコメントをご紹介します。
[記事]
日中合作映画『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』が2月24日に公開された。3日間で302,013人を動員し、3.67億円を売り上げた。
(訳者注:中国語の元記事のタイトルでは売り上げを「3.67億」と通貨単位なしに表記されています)
記事・コメント引用元: http://comment.dy.163.com/dy_wemedia_bbs/DBNL9D6I0517DQF0.html
※ 5個以上のGoodがあるコメントについて、Goodの数を載せています
※ Badの数がGoodの数の10%を越えているものについてはBadの数も載せています
※ 下記コメントで言及されている事柄の事実確認は行っておりません。真偽の判断はみなさまでお願いします
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■ 河南さん
なんだ、日本円か。タイトルに通貨もちゃんと書いてくれ [1683 Good]
■ 深センさん
タイトルに通貨も書けよ。韓国だったら10億を超えるし、ジンバブエだったらどうなるんだ [1339 Good]
■ 山東さん
ジンバブエドルだったらチケットはいくらになるんだろうね [9 Good]
(訳者注:2008年にインフレ率5000億%の記録を打ち立てた伝説の通貨「ジンバブエドル」は2015年に正式に廃止されました。廃止時点のレートは1円300兆ジンバブエドルで、1800円は54京ジンバブエドルとなり、3.67億円は110垓ジンバブエドルに相当します)
■ 広西さん
主人公は日本人か。最初から日本で公開するつもりで作ったのかな [91 Good]
■ 江蘇さん
当然だ [477 Good]
■ 広東さん
楊貴妃が美しくない [263 Good]
■ 四川さん
楊貴妃は別の人がよかった [261 Good]
(訳者注:楊貴妃を演じているのは台湾の女優チャンロンロンさんです。台湾とフランスのハーフです)
■ 山東さん
見た人いる?どうだった?
■ 上海さん
まぁまぁかな。見に行ってもいいと思う [131 Good]
■ 海南さん
むちゃくちゃ面白かったよ!ストーリーがしっかりしてて、テンポもいいし、役者はうまいし、何より映像が美しい [120 Good]
■ 湖南さん
私は普通だった。時間が余ってるのなら見に行ってもいいと思う [38 Good]
■ 広東さん
空海が最初から最後までずっと薄ら笑いを浮かべていたのか気になった [68 Good]
■ 湖北さん
広東さんに同意。なんか卑猥だよね [15 Good]
■ 福建さん
中国映画としてはかなり優秀な部類に入ると思う [26 Good]
■ 香港さん
見たい! [102 Good]
■ 上海さん
悪い映画ではないけど、楊貴妃をなんとかしてほしかった [10 Good]
■ 四川さん
この映画を見て京都を思い出した
■ 山東さん
最近日中の仲が妙にいいな
■ 広州さん
手刀は出てこないの?
(訳者注: 最近中国では抗日ドラマの荒唐無稽な演出が問題となっています。その代表例として「中国兵が手刀で日本兵を真っ二つにする」というシーンがよく挙げられます)
■ 浙江さん
楊貴妃って実際はもっとデブだったんでしょ?
(訳者注:諸説ありますが、楊貴妃がぽっちゃり豊満体系であったことを示す古典の記述もいくつか存在するようです)
■ 安徽さん
結構いい映画だと思うよ。是非オススメ!
コメント
この映画の空海役の人とウルトラマンジードの人の区別がつかない
餓狼伝説がなんだって?
原作は夢枕獏のだよね
そのまま映画にして現地でウケたのかな、それとも結構改変してあるのか気になる
原作は天才肌の空海と無骨者の橘逸勢がホームズとワトソンの体でコンビを組み
怪事件を解明していくという「陰陽師」と同じスタイルなわけだが・・・
映画では空海とコンビを組むのは白楽天に置き換わっており、
wikiを見ても橘逸勢の存在が抹消されているようなのが逸勢ファンとしては残念ですわ。
まあ日中合作映画としては日中ダブル主人公にしないといかんのだろうけどね。
胡人設定のはずの酒楼の美人姉妹も普通に中国人風だったしかなり改変がありそう。
あの人が原作か。
見に行かなくてよさそうだな。
空海って中国でも有名なのかな?
タイトル名だけみるとB級映画っぽいな
なんだよ王妃ってw
三銃士だよ言わせんな。
噂の邦題詐欺映画かw
円も中国元も¥だから紛らわしいんだよな
円(圜)も元も(ついでにトゥグルグやウオンも)同じ意味だよ。
まあドルくらいの意味合い。
ちなみにドンは銅からきているので違うらしい。
この間観たけど、圧巻のスケールだったよ。
六年かけて長安の都をまるまると建設したらしい。
普通、セットというと張りぼてなんだけど、これは全部建築物だそう。
ストーリーは王道の娯楽エンターテイメントで、
日本人の空海と中国人の詩人の白楽天が協力して魔物退治をする話。
とにかく背景のセットが本格的で素晴らしいので、
古代中国に時間旅行してる気分になる。
ジンバブエドルの計算ありがとうございますw
一方で、プーさん政権礼賛映画は初日だけで7億円以上の興行収入なんだとか
サスガダナー。
D・O・I・N、恐るべし!
公開日に新宿バルト9に観に行った。(11時位)年配者が多く、客の入りは5割位かな?いや、それ以下だったかもしれない。マスコミ関係者が多かった。チケットぴあのアンケート員にも答えたが、背景のセット、光景は圧巻だが、話のテンポについていくのが大変だったよ。原作を読んでいないと背景も理解しずらいし、分からない所も多かった。評価点は60~70点位かな?
あくまで自己の評価なので人によってはもっと良いかも。
空海の名前に釣られた年配者が多いの見て、お大師様の影響力の大きさ見たわ
ただやはり妖猫伝ですね。日本の原作だけど映画としては中国の妖怪、幽霊ものとして見ると良しだと思った。
原作未読でも、あの当たりの時代の唐に関してや白居易、長恨歌を知識として知ってるかどうかで理解度は変わりそう。
空海の伝記的に伝説加味したようなの期待してきた人はかわいそうだけど。
漢詩が重要なので吹替版オンリーで漢詩の音韻感じられないのは残念な気がしますね。
やっぱスケール大きく再現された長安がいいのと、楊貴妃が納得の美人でした。あと猫かわいい
ホントに古代の大陸は文化が充実して面白い国々だったなあ
今の時代は言うのが気の毒だから言わない方がいいだろう でも・・ひどすぎる!
隋や唐はホントに尊敬に値する素晴らしい文化国家だった
今の国家については気の毒だから言わない方がいいだろう でも・・ひどすぎる!
チケット買ったわ
空海はよく知らないけど冒険ものは好き
中国の歴史には詳しくないけど妖猫とか出てくる謎解きっぽい?話なら最後まで寝ないで見れそう
金掛けたスケールの大きいセットにも興味ある
そんな感じの理由で
特に中国とか意識しないで見に行く層もいると思うよ
サンスクリット語の仏典を漢字にした偉業は称えるべきだよね
日本も朝鮮半島も東南アジアも、その恩恵を受けたわけだし
楊貴妃は評判いまいちなのか
別嬪だと思うんだがな
色白ふくよかな美人ってイメージも柔和な雰囲気でそこまで壊してないし
普通に面白かったわ
何か食うかい?
お野菜ちょうだい。
(最澄)
西安の青龍寺に観光に来るのは日本人くらいらしい
だから向こうのガイドさんも空海ネタを仕込んでる
白人ハーフが楊貴妃でしかも微妙な顔だと納得出来ないよな
西安は城壁を道路が貫通してたりして最低だったな。
こういうの韓国が絡むと失敗するが、中国だとそこそこの映画になるね、
なんでだろう
韓国映画の「殺人の追憶」は日本の岩代太郎が音楽を担当したことで作品が成功したと思っている
知らねえよ どこで成功したんだ?
>>知らねえよ どこで成功したんだ?
「殺人の追憶」は韓国で大ヒットしたし日本でも割りとヒットしてた
無知の知っのはあるが、君の場合ただの無知だ
全くの第三者だがそんな映画知らないな。
カリブの海賊やらスターウォーズくらいのヒットじゃないと知らない日本人のほうが多いよ。
昔の日本映画の「空海」観たよ。空海は世界で一番偉いという内容だった。
その後「親鸞」を観た。親鸞は世界で一番偉いという内容だった。
多分映画のスポンサーになって、映画で宗教戦争してんだと思う。
日本国内で製作されてたね。
確か「空海」が1990年代前半で、「親鸞」が1980年代後半だったような。
「親鸞」はビデオで、「空海」は映画館で観たけど、両作品とも退屈なだけで心に響くものがなかったなあ。
今また冷静に観返せば、また違う印象を受けるかも……
あのノーベル物理学賞を受賞した理系頭の湯川秀樹博士が、空海を天才と認めていたのだから、
空海というのは超天才であったのであろうな。
今でも京大卒の天文学者らは、空海のお経解釈と同じ曼荼羅世界があるとマジ顔で主張する。
同じノーベル物理学賞を受賞した東大の小柴博士は、お経の内容をまでは研究理解せず、宗教など関係ないとの考えが強い。
宇宙には同じ曼荼羅世界があると真剣に話す京大学者と、形式的な物理理論を証明した東大学者。
どちらが深い意味での研究者なのであろうか?
いろんなものが作る大日ネットワークの構造モデルだったり
心の構造だったり界の理解をし易くするためのファイリングシステム
だったりするのかも
南方熊楠も科学と宗教ひっくるめた曼荼羅やってるし
いや、これは韓流の次の段階、中華流だよ。韓流に踊った爬虫類脳のおばはんは次は中華スターにワーキャーするに3000点。アホはいつでもメディアの奴隷。
ストーリーは創作部分が多いだろうからエンターテインメントとして楽しむ分には面白そう
長安とか見てみたいしな
先日我が家の法事で和尚さんと話したら高野山からこの映画のポスターやらパンフレットやら多数送って来たと言っていた。
弘法大師、空海さんは司馬遼太郎も空海の風景で書いていたが日本人として初めての世界的才人と言っても間違い無いであろう。
あほう9殿は、どこ?
あ、秦じゃった?
見て〜。
昔の北大路欣也の空海は観たことあるんだけど、今回は大陸中心のファンタジー物なのかな。
結構興味ある。
中国人がアイヤ~と喜ぶ外連味は薄いと思う
日本人にはそこまでするかという華やかさだけど
よくもわるくもこの監督さんらしい絵作りとキレの良い編集
好きだわ~
いつまでも心に残る作品とは思わないが見て絶対に損はない
原作読んでから映画に行きました
最悪に期待外れ
原作に忠実なのは3割
おそらく日本人である空海の描写やペルシャ人の話は
今の中国では表現出来ない模様
発達した国際都市だったのに
自国の姿さえ偽らないといけないとは、
本当にもったいない
冒険ファンタジーだよ。
とっても映像がきれい。
素晴らしい娯楽作品。
昔の人とは感性が違うから、三大美女も今の人からすると美女では無いかもしれない
「空海」ってタイトルで歴史超大作だと勘違いして見に行くと肩透かし食らうけど大唐歴史ファンタジーだと思えは映像はきれいだし金かけた感はあるし割りと面白かった。中国人たちはそうは思ってないみたいだけど楊貴妃役の女優さんもきれいだと思ったし。
ただタイトルの空海さんは居ても居なくてもストーリーは成立すると思うw基本ニヤニヤしてるだけだし。
坊さんなんかいつも半笑いだろw「お幾らぐらいでしょう…?」「いやいや、お気持ちで…(ニヤニヤ)」
微笑みが理解できるのは日本人とタイ人くらいなんじゃね。
半眼で薄ら笑い
仏像ってそんな顔してるじゃん。
都の全体を映すシーンておもったほどなかったので、植林して6年かけて唐の都を再現したっていわれてもふーんて感じ。これならCGでつくってもよかったんじゃないの?跡地で映画村とかテーマパークでもつくるのかね。
原作しらないんで、なんで染谷将太がニヤついてるのかがよくわからんけど、最後はうまくまとめてた感じ。
染谷は折角中国語でがんばったのに吹替のみってのは残念だな。
実際に見てみると想像してた微笑みとはちょっと違ったなぁ
たしかに見てる人はあの微笑みにひっかかるだろう。
それを気づかない監督でもないと思うので、監督がなぜあれを求めたのかは謎
謎もなにも中国人の日本人像がアレなんだろ。
歴史ファンタジーに興味ないw
探偵ものなら、ホームズにまかせればいいw
「敦煌」とかって映画あったよね。
あれは中国でどう評価されてるんだろう。
チンギスハンに滅ぼされた西夏の話だよね。俺は結構好きだった。
チンギスハンに滅ぼされたんか、知らんかったです。ありがとう。
泰然とした空海⇒空海である必要性消滅
白楽天⇒橘逸勢なんて中国では無名なので
主軸の胡人(今のイラン辺り)関連⇒ナイーブな問題なので全てカット。中仏ハーフ出してみました
随所に出る漢文⇒強制日本語吹き替え
歴史考証のしっかりしたファンタジー⇒中身ペラペラ映像ファンタジー
6年かけて莫大な人財を投入して、長安の都を作った中国の本気度が伺える。
バリバリのエンタメ。
チェン・カイコーと夢枕獏と莫大な予算なんて夢みたいだわ。
半眼アルカイックスマイルは仏性を表してるんだろうが、中国では坊さんのイメージは無骨だからなー。
>いや、これは韓流の次の段階、中華流だよ。
韓流が仕掛けられる以前、80年代後半~世紀末にかけてツイ・ハークやジョン・ウーの
香港ノワール作品を皮切りにブームがあったのだよ。
ウォン・カーウァイやアン・ホイ、リンゴ・ラム等の香港勢
チェン・カイコー や チャン・イーモウの中国勢
ホウ・シャオシェン やアン・リー、ツァイミンリャンの台湾勢
中華圏のみならずカンヌ等で評価されてる監督たちによる優れた作品群にでていた
スター俳優はたくさんいて、コンサートが頻繁に行われていたり、ファンクラブも沢山あった。
残念ながら、97年の香港返還で監督たちがハリウッドにいったり中国映画の検閲問題で
かつてのような勢いはない。
この映画の監督、チェン・カイコーは「さらば、わが愛/覇王別姫」
でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、国際映画批評家連盟賞/ニューヨーク映画批評家協会賞外国語映画賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞外国語映画賞/ゴールデングローブ賞外国語映画賞
第47回英国アカデミー賞外国語作品賞etc.を受賞している。
空海の即身仏にサイコダイブしたのか。w
原作者と監督はすきだけど、
主演、どうなのよ
演技力すげー、つて印象ないけどな
へーそんなに売れてんだ。知らなかった。
ごめん、興味ないから観ないけどww
理由つー理由ないんだけどさ、しいて言うなら中国気持ち悪いからさぁw
日本原作の小説って時点でどっちか持ち込んだ企画なのか丸わかり。
しかし角川も考えたな。
日中合作にすれば中国で1年間に上映できる海外映画の枠は関係なくなるんだろうしさ。
チェン監督は、「10年前に初めて小説を読み、企画を始動させ、2年かけて当時の唐の都の城をデザインし、さらに4年かけて施工。5カ月かけて撮影し1年のポストプロダクションを経てやっと完成した。俳優、スタッフの皆にお礼を言いたい」と感無量の面持ちで話した。
原作者の夢枕獏先生は「原作の取材のために中国を訪れたのは35年前。まさかこういうことになるとは…」としみじみ。完成した映画を見て何度も涙したそうで「監督に『いいか獏、お前の読者が何人いるか知らないけど、この作品を千回読んだの俺だけだ。お前のことを世界一わかってるのは俺だ』と言われて『どうにでもしてください』とお任せしようと思いました」と明かしていた。
この映画見たけど、全体的にハイペース・ハイテンポで、せわしなくて疲れるんだよな。
早足で歩き回りながらお互いの発言に被せ気味な会話を常にし続けている。
それが中国の映画のスタイルなのか、原作の内容を時間内に収めようとした結果なのか分からんけど。
そして確かに空海は必要無いw
幻術師が空海にスイカを差し出した
「食うかい?」、な~んちゃって♪